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  • 2011.06.10 Friday
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北京で自転車を盗まれるの巻

王府井の自転車置き場1 昨日の小欄で、ワタクシも自転車を盗まれたことがある、と告白したところ、「どんな状況だったのか」 「どうしたら盗まれるのか」 という日本からのご質問をいただいた。

 そこで当時、あまりの悔しさに書きとめていたものを、「アーカイブ版」 としてご紹介したいと思う。 申し上げたとおりだが、年末は盗難事件が増える時期だ。
 人を疑ってはいけないが、世界中どこにだっていろんなタイプの人がいるし、さまざまな事情もあるだろう。 用心するに越したことはないのである。
 みなさん、くれぐれもご注意ください。 ワタクシの二の舞を踏まないように……。

北京で洗礼を受けるの巻   [アーカイブ版]

 それは、北京に着いてから1週間あまりが過ぎた日曜日のことだった。 インターネットの開設のための手続きをしようと、宿舎のホテルから北へ自転車で15分ほどのプロバイダーの営業所へと出かけた。
 書類にサインし、入会金を払っていたものの5分くらいだったろうか。 なんとこの日の朝、買ったばかりのピカピカの自転車が盗まれたのだ! 328元 (約5000円) という、こちらではごく普通のタイプである。 手続きを終えて店を出ると、確かについ先ほどまで置いていたはずの自転車がない。 しばらくは自分の目を疑って、ぼんやりと立ちすくんでいた。 しかし、事態が好転するはずもない。

王府井の自転車置き場2 
 真っ昼間の大通りである。 錠前というにふさわしい、ごっついU字型のカギもかけていたのだ。
 おそらく腕利きのカギ開け職人か、自転車をそのまま抱えてトラックにでも積み込んだグループ犯の仕業であることは、容易に想像がついた。 あたりには影も形もなかった。 まさに神ワザ、職人ワザだ。 あまりの見事さにあっけにとられて、怒る気力も失せてしまった。

 北京にはこのところ、地方からの貧しい出稼ぎ労働者が多く、自転車泥棒が急増しているのだそうだ。 中国人の同僚も2台、3台と盗まれているそうである。 しょげていた私に、ある同僚は 「しゃおりん、自転車を盗まれたら、本物の北京っ子よ」 と妙になぐさめてくれた。 ある中国の友人は 「まあ、10台くらいは盗まれるつもりで……。 気にしないことだよ」 と励ましてくれた。

 しょっぱなから、そんな 「洗礼」 を受けたことで、ずいぶんと賢くなるものだ。 2台目の自転車は、グッと安い175元 (約2600円) のものにした。 “初代” は目の覚めるようなスカイブルーの自転車だったが、“二代目” はできるだけ目立たないようにと黒一色。 背に腹は替えられないと、オンナらしさをかなぐり捨てた。 おまけに街路樹や鉄柵にかけられるような、輪っかの大きなチェーン式ロックまで買いそろえ……。

 「北京の街を優雅にサイクリング」 なんていうのは、夢のまた夢、現実は厳しいものであった。 今はただ、「次はゼッタイ盗まれるものか」 と鼻息も荒く、厳重な警戒をしているが、賢い自転車泥棒とのイタチゴッコは、どうやら終わりそうにない。 (2000年9月記、不定期連載)

※ 現在、中国の都市部にある中クラス以上のホテルやマンション、留学生寮などでは、インターネット接続システム (ブロードバンドなど) がほとんど完備されています。 自らプロバイダーの営業所へ出向くような手続きはいりません。

※ 写真は、北京一の繁華街、王府井 (ワンフージン) の有料自転車置き場。

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  • 2011.06.10 Friday
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  • 12:07
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コメント
私が乗って3回目の自転車を盗まれたときも、感じでしたよ〜。まるで狐につままれたと言うか、「はじめっからそんなもん、ここになかったです〜」というあの妙な雰囲気。

私のは二つ鍵をつけてたんですが、そのまま背負っていかれた可能性大。周囲はいっぱい人がいたんですけどね。誰も止めないってのにも愕然でした。
  • xiaomi
  • 2006/12/06 5:59 PM
xiaomiさま、コメントどうもです〜。
そうそう、初めから自転車なんぞなかったのでは?というあの妙な感覚。自分の物忘れがひどくなったのでは?という焦りと動揺にも似た、あの恐怖……。でも、やっぱり自転車はないのですよね。まるで手品のように。
この話にはまだまだ続きがありますので、どうぞお楽しみに!(って、楽しくないって!)。
以前このブログで紹介していただいた守屋です。私は1995年に北大の勺園にいたのですが自転車は2度やられました。外に置いておけば持っていかれますね。恩師陸倹明中文系教授は20年モノに乗っていらして「これならだいじょうぶだよ」とおっしゃっておられました。新車とか人目をひくのは「持ってって」と言っているのと同じですね。失礼しました。
  • 守 屋 宏 則
  • 2006/12/07 6:09 AM
守屋宏則先生、コメントありがとうございます!
そうでしたか。95年のころからすでに。。。しかし、守屋先生もヤラレていたというのは、新鮮な驚き(失礼)であるとともに、妙な連帯感を覚えてしまうのは、なんなのでしょうか?(笑)
ここ数日、いただいたコメントをみる限りでも、いかに多くの人たちが、それを「経験」しているかということですよねえ。
これからも、楽しいコメントをお待ちしています。よろしくお願いいたします!
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