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  • 2011.06.10 Friday
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アッパレな劉暁慶

劉暁慶が武則天を再演 北京の人気紙 『新京報』 (11日付) を読んでいたら、芸能欄に 「劉暁慶 (リュウ・シャオチン)、11年ぶりに武則天を再演」 とあった。

 武則天 (則天武后) とは、唐の三代皇帝・高宗の皇后で、高宗の死後には自らが即位して周王朝をたてた、中国史上唯一の女帝のことである。

 写真 (左) をみると、今年55歳の劉暁慶が、ますます妖艶なすがたで武則天に扮している。老化をかくす整形手術をしているとも聞くし、この写真もおそらくは修正されたものだろうが、それにしても美しい……。
 11年前の武則天 (写真右) より堂々たる貫禄がついて、目の輝きが明らかに増している。そしてそれは、彼女の波乱万丈の歳月と、関わりがなくもないだろう。

 80年代・劉暁慶、90年代・鞏俐 (コン・リー)、2000年代・章子怡 (チャン・ツィイー) とよくいわれる。中国歴代の人気女優をあげたものだが、劉暁慶はまさしく80年代を代表する大スターだった。
 中国映画 『西太后』 (1983年)や 『芙蓉鎮』 (87年)、 『春桃』 (89年) などのヒロインを演じ、数々の主演女優賞に輝いている。とくに 〈文化大革命〉 に翻弄された悲劇のヒロインを熱演した 『芙蓉鎮』 は88年、東京の岩波ホールでも公開されて大ヒット・ロングランとなり、当時の日本で、中国映画としてはめずらしい7万人の観客を動員したといわれている。
 90年代になると、彗星のごとく現れた鞏俐に 〈女王〉 の座をあけわたし、映画やドラマで劉暁慶のすがたを見ることは少なくなったが、それでも政治家 (全国政治協商会議委員) として、また不動産やコスメ関係の実業家として、大成功を収めていた。

 「億万富姐」 (女性億万長者) といわれるまでに巨万の富をきずいた劉暁慶だが、そんな彼女の手が後ろに回ったのが2002年。数千万元 (1元は約15円、数億円) もの巨額の脱税容疑で逮捕されたのである。一説には、脱税とりしまり強化の〈広告塔〉に使われたとの見方もあるが……。

 とまあ、波乱万丈、疾風怒涛の歳月を生きぬいてきた劉暁慶なのであるが、拘留に処せられ、徴収もすでに完了し、今ではこうしてふたたび陽の目を見るようになった (昨年くらいから、彼女の自伝の最新版が書店にならび、ドラマへの出演が話題になりはじめている)。
 逮捕されたとき、中国の友人たちが 「これでもう彼女の女優人生は終わりだ……」とため息をついていたが、こうしてみると、どん底からはい上がってきた劉暁慶の 〈七転び八起き人生〉、なかなかアッパレではないか!
 そして考えようによっては、そんな歳月こそが、彼女の芸術により厚みをもたらすのではないかと思うのである。

 11年ぶりに武則天を演じるドラマ 「日月凌空」 は、唐の都・長安じゃなかった、現在の西安で、大々的にロケが行われている最中である。演じる年代も、40歳から82歳までと前回より幅が広がり、ふけ顔の化粧にも凝るという。

 武則天にしろ、西太后にしろ、身内を殺してまでも権力に執着した 〈悪女〉 の代名詞でもある。その実人生を芸の肥やしにして、劉暁慶がいったいどんな武則天を演じてくれるか。放送日はまだ明らかにされていないが、現代版・女帝の復活を楽しみにしたいと思う。

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