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  • 2011.06.10 Friday
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北京で 江戸前寿司

姜炳升さん1 活きのいい 江戸前寿司 が、北京で食べられるなんて、これまで誰が想像したろう。
 「この目と舌で確かめるまでは……」 と、半信半疑だったのであるが、食通で知られる北京在住のジャーナリスト Iさん オススメである。 間違いがあるわけはない! と、ガラスのドアを大きく開けた。 市内東部の高層ビルが建ち並ぶ、オフィス街の一角だ。

 その名も 「江戸前寿司店」 である。 屋号からしてチェーン店か? と勘違いしたのであるが 「いえいえ、北京で初の 本格的江戸前寿司ですよ。 オープンして、まだ1カ月。 よろしくお願いいたします!」 と、店長の 姜炳升 (ジャン・ビンシェン) さん =写真
 驚いた。。。 独立店であることも驚きなのだが、お名前をうかがうまでは、日本人の板前さんだとばかり思っていた。 ことば使いも日本人とそう変わらないし、なにしろやけに白衣がについている。 包丁さばきは流麗で、にぎるその手はリズミカルだ。

 しばし見とれていると、肉厚の生カキかわはぎの薄作り などが、カウンター・テーブルに並びはじめた。 隣席に座する Iさん が、すっかり頼んでくださったのだ (私は疎いので、スミマセン、、)。 あ〜〜、今でも思い出すのだけれど、その 〈海のミルク〉 といわれる生カキのぷりぷり感といい、のどごしの滑らかさといい、旬のかわはぎの活きのよさといったら……。 思わずニッコリせずにはいられない、幸福感を覚えたのである。
姜炳升さん2 にぎりも、甘海老赤貝大トロなどをいただいた。 私のおちょぼ口 (!?) にもぴったりな一口サイズで、これならパクパク、いくらでも入りそうだ!
 この新鮮なネタは 「大連産なんですよ」 と姜さん が教えてくれた。 食通 Iさん の解説によれば 姜さん は中国人だということもあり、北京の市場でも、いいネタを回してもらえる交渉力と人脈があるのだそうだ。 そんな彼の隠れた努力が 〈ぷりぷり感〉 の幸せをもたらしてくれるのだろう。

 日本は仙台に留学したけれど 「勉強ぎらいで」 寿司屋の世界に飛びこんだ。 厳しい板前修業にも弱音をはかず、8年腕を磨きつづけた。 「ふるさと北京に、自分の店をもちたい」 という長年の夢がかない、この6月1日に店をオープン。
 「どうしたら、お客様に喜んで いただけるか。 お客様の立場になって考える。 それを、日本でとことん叩き込まれましたね」 と、姜さん はしみじみと振り返る。

 シックな作務衣 (さむえ) を着こなして、にこにこ話を聞いていた人がいた。
姜益美さん。 姜さんの奥様で、色白の日本女性だ。 ええーっ? お二人の出会いは、日本だったんですか? と愚問を呈すると 「はい、寿司屋のバイトで。 いっしょに “軍艦” をにぎっていました(笑)」 と益美さん。
 そこへすかさず、姜さんが 「彼女、まだ北京に来たばかりで友人が少ないんですよ。 友だちになってあげてくださいね」 と、合いの手を入れる。
 な〜んか、いいな〜。 思いやる2人の姿、見せつけられちゃったな〜私……。

 北京には、数百という日本料理店があるが、そこそこのお値段で、日本人をうならせる店は少ない。 そんな中にあって 「江戸前寿司店」 は、大健闘しているのではないだろうか。 Iさん には、実にいい店をご紹介いただいた。
 熱い味噌汁がサービスでふるまわれた。 懐かしい味だった。 中国人の板さん の手に、江戸前の味を思いおこした、うれしい晩だ。 通りに出ると、雨上がりのビルの谷間を、爽やかな風がふきぬけていった――。

江戸前寿司店
北京市 朝陽区 東三環中路 39号
建外SOHO 小区 9号楼1階 0925
TEL:(010) 5869−8112、5869−8113

1階はカウンター席、2階は座敷の個室もあり。 宴会もOKとのこと。
ランチ38元〜、にぎりは1つ 5元〜。

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  • 2011.06.10 Friday
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コメント
qoopontanです。私も気になっていて今度行こうと思っていました。行ってきます。自慢じゃないですが、3月に北京に来るまで、1年のうち300日は刺身や寿司を食べていましたので、北京の貧弱さに失望しています。ようやく、いくつか許せるレベルの店を見つけましたが、この店もそのレベルだといいなあ。
  • qoopontan
  • 2006/06/29 3:30 PM
qoopontanさん、コメントありがとうございます!
1年300日ですか。だとすると、北京はちょっとお辛いですね。
「江戸前寿司店」もぜひカウンターで、店長さんとお話ください。「しゃおりん」(小林)のブログを見てきた、といっていただければ、何にも出ませんが、私の株が上がりますので、よろしくお願いいたします(笑)
わー、いいなー。Iさんといっしょならご馳走になったんですねー、もっとうらやましー。
じゃあ、今度一緒にランチに行きましょうね!
  • xiaomi
  • 2006/06/29 9:45 PM
xiaomiさん、さすがにスルドイですね!(笑)
今度ぜひ、ランチに行きましょうね。
あ〜、また思い出しました。おいしかったーー!
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