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  • 2011.06.10 Friday
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ドアを蹴飛ばした私

工事現場1 きのう、部屋の掃除をしていたときに、ドアの取っ手にうっかりをぶつけてしまった。 うなぎの寝床のような狭い部屋なので、注意しないとこうなるのだが、その痛さといったら!! 〈弁慶の泣き所〉 をやられた、なんてものではなかった。 イタタタタ、、、と思わずうずくまってしまったのだが、その次に私がとった行動とは……。
 我ながら恐ろしくなったのだが、なんと、ドアを蹴飛ばしてしまったのだ!! ドアに八つ当たりしたところで始まらないのに、どういうわけか、なにかに当たらずにはいられなかったのである。
 ゾッとした。 ドアを蹴飛ばすだなんて、生涯始まって以来かもしれない。 うら若き?乙女のすることではない。 先日も 『北京トコトコ 留学生版』 に 「穏やかな口調の女性」 だなんて持ち上げてもらったばかりだったのに、恥ずかしい……と、蹴飛ばされても無言のままのドアを見つめながら、頭の中でさまざまなことを思い巡らした。

 思えば、つい先だってもバスの中で大声を出してしまった。
 乗っていた路線バスが故障したので、後発のバスに乗り換えたのだが、キップを買おうと前のバスで渡されたつり銭の1元札 (約15円) を出したところ、受領拒否されてしまったのである。 乗車賃がいらないというわけではない。 なんと 「お札がボロボロなので、受け取れない」 というのである。 いつもだったら 「あ、そうですか」 と引き下がったところなのだが、なぜか虫の居所が悪かった私。 「だって、今さっきまで乗っていたバスで渡されたお金ですよ! どうして受け取れないんですか!」 と激しく応酬した。
工事現場2 すると中年の女性乗務員は 「こんなお札、キカイだって読み取れやしない。 認識不可能!」 と言い放つではないか。 たしかに北京では近年稀にみる手垢にまみれたお札だった。 風が吹いたら破れて飛んでいきそうだった。 だけど銀行に行けば、きっと新札に代えてくれるはず。 言い返そうかと思ったが、はっと気づくと乗客たちが一斉にこちらを向いていた。
 〈すごい! 口げんかに慣れた中国の人たちに注目されてしまった〉 と、ちょっと誇らしく?思わないでもなかったが、それ以上のバトルは恥ずかしいので押し黙ることにした。 それでもしっかり捨てゼリフは忘れなかった。 「真討厭!」 (チェンタオイエン! まったくもう)――。

 あんまり露骨にケンカしたことなどなかったし、なにかに八つ当たりしたことなどもなかった。 自分の思わぬ変容にしばし呆気にとられていたが、そのストレスの根源をつきつめて考えてみると――あった!! もうそれしか考えられない。
 私の住んでいる崇文区は、どちらかといえば市内中心部に位置している。 天安門広場や王府井、北京駅にも近い繁華街で、再開発の “メッカ” でもある。 私のアパートの北側、つまり住まいの目と鼻の先でも、大型ビルを建てている。 連日連夜、ブルドーザーやクレーンが大音響を放っているのだ!! 
 〈これって、騒音公害だ。 公害によるストレスだ……〉
 きっと、それで癇癪を起こしたに違いなかった。

 じつは、あまり気にしないようにしていただけで、ストレスはしっかり蓄積されていたのかもしれない。 ふつう、こうした場合に周辺住民に配られるという騒音公害の保証金みたいなものも、そういやなかった。 別に、お金で解決するような話でもないのだが……。
 北向きの3階の部屋からは、天気がいいと西の先に、昔の城楼・前門 (正陽門) と、それを守る箭楼の雄姿が見えた。 はるか遠くに北京の衝立 (ついたて)、西山の山並みが現れる日もあった。 ところが今や視界はどんどん狭められ、大型ビルの谷間からは、パズルのピースをはめ込んだような細切れのしかのぞめない。
 そんな些細なことだって、イライラのもとになっているのかもしれないのである。

 原因を (おそらく) つきとめただけでも、肩の荷が下りたような気がした。 どうあがいても、もうしばらくは我慢するしかないのだろう。
 そんなわけで、どこかでキレかかっている私をみたら、〈病人〉 だと思って諦めてやってください。 それと 「君子危うきに近寄らず」。 噛み付かれる恐れがあるので? くれぐれもお近づきにならないように……。

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  • 2011.06.10 Friday
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  • 09:53
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コメント
ははは

でも分かります。
最近まで上の階がリフォームしていて
うるさすぎて凄いイライラしました。

お大事に〜 
  • sumi
  • 2006/08/22 5:20 PM
んでも
あのビル、いつになったら出来るんだろう。
人海戦術の突貫工事?だから、意外と
早く完成するかもしれないし……。
もうこうなったら、根気比べ。そうそう、
ちなみに私、日本製のハイテク?耳栓も持ってまーす!
肘・・・といえば私にも。

東京にいた頃、中央線内で荷物を棚に載せて腕を下ろしたら、ドア脇の取っ手が肘のツボに入りました。痛いを通り越して、貧血に近い感覚に陥りました。目の周り、星が飛び散ってましたからね。

温厚なしゃおりんさんでもそんな気分になるときがあるんですね。めげないでくださいね。
  • xiaomi
  • 2006/08/22 9:27 PM
xiaomiさん、コメントありがとうございます!
星が飛び散ってました? 同感、同感(笑)
お互い、「肘」には気をつけましょう!

それから「温厚」とか言っていただいて、恐縮します。というより、アバウト・ラテン系なんですね。
中国の人たちの性格に似ているのではないかと
自分では思っています!?
今後ともどうぞよろしく!
xiaomiさん

状況表現が上手すぎて、思わず私もめまいがしました(笑)いたそうだーーー
  • sumi
  • 2006/08/23 11:58 AM
読んでいるうちに、思わず笑ってしまいました。
故郷から帰ってきました。静かなところで、北京と違って、毎晩騒音も光もなく、ぐっすり眠ることができました。夜の光も一種の公害だと実感しました。長い間北京にいると、ストレスがたまってしまうかもしれませんね。
茉莉縁さん、お帰りなさい!コメントもありがとうございます。ゆっくりできたようでよかったですね。こちらは相変わらずの騒音で……。
まあ、でも工事をしている人(出稼ぎ労働者)たちは、現場でもっと大変な思いをしているのだから、我慢することにします。あーでも早く完工してほしい!
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